させぼアートプロジェクト

稲垣元則展にお越しいただいた皆さん、誠にありがとうございました。
テレビや新聞の報道を見て、足を運んでいただいた方たち。
以前からアートプロジェクトを支えて下さっている方。学生さんたち。
通りすがりに足を止めてくださった方たち。
運営にかかわるスタッフとして、アートを介して、様々な方たちと出会えたことは
この上ない喜びです。

「現代美術は難しい。」と思い込んでいませんか？
いえ、そう思われていると、わたし自身が偏見を持っていたのかもしれません。
会場を訪れた人たちは、そのほとんどが初めて現代美術というものに直接触れたのかもしれません。素通りする人たちもいます。
でも、立ち止まる人たち、言葉を交わした人たちは決してそうではありませんでした。

「どうやってみたらいいのでしょう？」「何を表現しているんですか？」と質問される人がいました。現代美術の専門家ではないわたしは、気のきいた答えが出せません。
ですが、稲垣さんの作品を前に、ふたりでどんなことを感じ取ったか話をしていると
なんとなく共有できた答えのようなものがありました。

振り返りになりますが、これから数回にわたり、会場に来られたお客さんや支えていただいた皆さんのお話をご紹介したいと思います。
<sakoda>

普段はがらんとしたスペースに、特設の展示用ボードを立てました！